2024.03.20

北海道組卒業設計合同講評会2024入選

北海道組卒業設計合同講評会2024が3月9日に札幌市資料館(札幌市中央区大通西13丁目)にて行われました。

〈審査員〉
石上純也(石上純也建築設計事務所)
渡邊竜一(Ney&Partners Japan)
五十嵐淳(五十嵐淳建築設計事務所)

渡邉竜一賞に、本学の谷村彩紀が選ばれました。

受賞のコメントを谷村さんよりいただきました。
「これまで取り組んできた設計課題とは異なる形式でアプローチした作品だったため非常に悩む部分が多く、完成度としては未熟な点も多くありましたが、沢山の方々の温かいお力添えがあったからこそ辿りつくことの出来た結果です。今回の経験は、私にとって何ものにも代えがたい財産となりました。ご指導いただいた皆さまと、関わってくださった全ての方に厚くお礼申し上げます。」
谷村さんのこれからの活躍を祈念いたします。

 

作品タイトル
「まちにものさし〜炭鉱遺構活用におけるパブリックスペースの提案」

設計主旨
本計画は、明治から昭和初期の産業近代化の歴史を基に、近代化産業産の本質的な価値を建築的アプローチで明確にし、人々に広く認知されることを目指す。対象地域の美唄市南美唄町はほかの炭鉱地域に比べて“まち”としての機能が残っており、2024年6月に富良野市と美唄市を繋ぐ観光用道路の開通が予定されているため来訪者の増加が期待できる。遺構の補修では人体スケールに基づく寸法を導入し、周辺の特性や老朽状況に応じて形状や用途を提案する。地域の歴史と建造物を活かし、観光誘致を通じて地域の活性化を促す。

 

 

 

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