1.　授業の目的
建築計画を行ううえで、建物を支持している地盤と基礎の知識は重要である。地盤や基礎の知識が必要な基礎構造は、建築物の完成後では確認できない。実際、建築に携わる建築設計者、建築施工管理者でも、基礎構造に関する知識は高いとはいえない。しかし、基礎構造に関する基本知識は、建築設計者、建築施工管理者にとって必要不可欠なものである。そこで、基礎構造を理解するうえで必要な、土の基礎知識や地盤調査などの基礎的な知識を習得することを目的とする。直接基礎や杭基礎等の設計を行い、基礎構造の考え方や方法について理解することを目標とする。

2.　授業の方法
授業は、基本的に教科書を用いるが、適宜プリント配布して行う。予習は、下記の授業計画に基づいて行う必要がある。授業中に課題を実施する場合もある。各週の事前準備が必要な項目（事前学修）および授業終了時に再度確認すべき内容（事後学修）については、A4ノート1項以内にまとめておく必要がある。