2020.03.19
3年前期「施設計画」
1. 授業の目的
公共性の高い施設の計画・設計にあたっては、高齢者や障がい者、子どもたちといった不特定多数の人々が、円滑な移動・利用ができるよう配慮しなければならない。本講義では、地域アメニティ向上のための施設計画・設計の手法を学ぶことを目的としている。また、不特定多数のユーザーが利用する施設における適切な避難計画などについても知識や留意点を学び、建築物の計画・設計の実践において、実務者として必要となる視点と能力を培うことを目的としている。
2. 授業の方法
各回のテーマによって、座学、グループワーク、調査学習といった異なる形式で授業を行う。座学形式のテーマにおいては知識的理解に力をいれ、今後の設計の授業と関連した内容を学ぶ。グループワークは、他者と協働・協調して目的を達成する姿勢を培うことに力を入れ、ディスカッションの内容や現地調査内容に関連するレポートを課し、また協力してグループ発表を行う。
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