2019.07.27

2年後期「建築仕上・機能材料」

1.授業の目的
空間に要求される機能を満足させるには、その機能に対応した性能を持つ材料を用いて空間を構成する必要があることから、建築空間の計画に当たっては、部位・部材に要求される機能を適切に把握し、その機能を満たすための材料選定を行わなければならない。そのためには、各種材料の性能や素材としての性質を適切に理解しておくことが重要となる。本授業では建築空間を構成する仕上材料および機能材料の選定手法を理解することを目的とす
る。

2.授業の方法
授業は部位構成材料と機能材料に大きく分け、各テーマ別に講義を行う。各講義は、教科書に沿って進めることとし、部位の機能と要求性能を解説した後に、その部位に用いられる材料の種類や特徴を説明し、実際の使用事例を紹介する形式で行う。なお、必要に応じて施工法や維持保全についても解説する。
数回、材料の使われ方に関する課題レポート(A4判数枚)を課すので、各期限までに提出すること。
担当教員は民間企業において建築材料の生産管理に従事した経験を有する。授業では建築材料の品質確保および品質維持に関する事例について解説を行う。

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