2020.03.19
3年後期「技術者の倫理」
1. 授業の目的
20世紀の科学技術の発展を背景にした現代社会において、「技術」は社会に浸透し多くの便益をもたらすと共に、安全で豊かな生活を可能とするなど、経済社会の発展にとって不可欠である。しかし、一方では、安全問題や地球環境問題を生じさせているところにも技術が深く関わっている。従って、技術に携わる者は、実務担当能力を有することは勿論のこと、国際的視野を持って社会や公益に対して責任を果たせる技術者となることが要求される。本科目では、そうした技術者としての倫理を講ずる。
2. 授業の方法
建築に関する技術の変遷やトラブルの事例を紹介し、建築技術者に必要な倫理観を考える。自覚を持って学び取る姿勢が重要であることから、特定の課題について随時レポートの作成を求める。
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