2020.03.19

3年前期「荷重外力」

1. 授業の目的
近年、突然の大地震に加えて、豪雨・竜巻・豪雪が見受けられ、自然災害が頻発しているようにも思える。その際、「想定外」というキーワードを耳にする。建築物の場合、設計用の荷重を上回る自然現象が発生したと捉えることができるが、設計用荷重の「想定」を設計者は十分に理解・把握しておく必要がある。本授業では、建築物における設計用荷重の確率的位置づけを主な対象とし、各種荷重の設定方法を学修することを目的としている。

2. 授業の方法
本授業は、各回のテーマに沿った内容の座学および演習で学修するものであり、難解な確率計算については、演習問題やExcelによる演習を積極的に行い、十分な理解を促すようにする。
担当教員は、民間企業において建築構造設計に従事した経験を有する。授業では、実物を例題にした演習を通じ、実践の現場で要求される諸荷重の設定およびそれらの組合せについて解説を行う。

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