2022.07.28

比嘉武彦氏講演会

2022年7月25日(月)16時30分より本学G204教室にて建築家、比嘉武彦さんによる「建築をつくるときに考えていること」と題した講演が行われました。
講演では、比嘉さんが設計を手がけた武蔵野プレイスの表情豊かな空間をたくさん見せていただきながら、比嘉さん独特のささやくような口調で詩を紡ぐように、“身体をまるく包むように反復し複製される空間”の豊かさが語られました。
多くの魅力的な概念をうかがいましたが、「この建築では、“Negative Capability/即断を排し曖昧さ、不確かさ、不思議さを受容する能力”を育む“揺籃”であることを目指した。」という言葉は、武蔵野プレイスを語る言葉であると同時に氏の建築設計に臨む姿勢そのものであると特に印象に残りました。
格別のご多用の中、時間をつくって講演をしてくれた比嘉さん、それからご参集いただいた多くの学生諸君、また専門家の皆様に感謝します。

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