2020.03.19
3年後期「建築構造解析」
1. 授業の目的
建築物の構造フレームは、不静定構造物として扱われることが大半である。すなわち、力のつり合い条件式だけでは部材効力を求めることができず、その他の解法を利用する必要がある。一方、建築基準法では、保有水平耐力計算と限界耐力計算のいずれかで構造計算を行う必要があり、そのうち、限界耐力計算では、質点系せん断型時刻歴地震応答解析の知識が必要となる。本授業では、不静定構造物の応力解析および質点系せん断型時刻歴地震応答解析を対象とし、これら解析手法を学ぶこととする。
2. 授業の方法
授業は、各回のテーマに沿った内容の座学および演習である。特に、演習の機会を増やし、難解な解析手法の十分な理解を促す。
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