1.　授業の目的
鉄筋コンクリート構造物に対して、安全・安心な建築空間を創りだすための構造技術に関する基本的な課題である、各構造部材の基本特性と設計法ついて理解するとともに、2級・1級建築士試験レベルの問題に対応できる様になることを目的とする。主に、各部材に生じる応力ならびに断面算定方法を講義により習得するとともに、多くの例題を通して、部材の弾性設計および接合部などの詳細設計の演習を行い、構造設計の考え方や方法について理解することを目標とする。

2.　授業の方法
授業は、基本的に教科書を用いるが、適宜プリント配布して行う。予習は、下記の授業計画に基づいて行う必要がある。また、本科目における教員は、設計事務所にて、建築構造設計における実務経験を有しているため、実務例に基づく説明も行う。　授業中に課題を実施する場合もある。各週の事前準備が必要な項目（事前学修）および授業終了時に再度確認すべき内容（事後学修）については、A4ノート1項以内にまとめておく必要がある。